登山用の雨具を用意しよう

このページのまとめ

  • 雨具は必須装備です。
  • 山用の雨具は、上下が分かれているセパレートタイプがベスト。
  • スパッツなど他の雨具もあると便利。

雨具が必要な理由~低体温症を防ぐ~

雨具は命にかかわる重要な装備です。濡れた状態で風雨に晒され続けると、低体温症を発症する可能性があります。

低体温症は甘く見ていると大変危険で、状況によっては夏でも死に至ります。低体温症の予防のため、次の3点を心がけてください。

  1. 速乾性に優れた下着を着る。
  2. 山では出来る限り、体を濡らさないよう心がける。
  3. 濡れた場合は、早めに乾いた服に着替える。

では衣類を濡らさないために、どんな雨具を選べばよいのでしょうか?

雨具選びの2つのポイント

1.セパレートタイプを選ぶ

アウトドア用の雨具は、上下セパレートタイプ(上下が分かれている雨具)がベストです。理由は3つあります。

  1. 両手が空く。転倒しても、とっさに手をつける。
  2. 頭から足首まで覆える。山での雨風は、上からだけでなく横や足元から吹き上げることがある。傘では対応できない。
  3. 防風アイテムとしても使える。

2.透湿防水の素材を選ぶ

透湿防水とは、汗などの湿気は通し、雨などの水滴は通さない素材です。この仕組みは、分子の大きさの違いを利用しています。

雨具を着ると、どうしても蒸れやすくなります。湿気を逃がして体を冷やさないために、透湿防水の雨具をおすすめします。

価格の目安は、上下合わせて1万円台後半~3万円台後半です。

その他の雨具

以下の雨具は必ずしも必要ではありませんが、あると便利です。

■スパッツ

スパッツは主に足首周辺をガードし、雨・砂・小石が靴へ浸入するのを防ぎます。雪の多い場所では欠かせません。また、スパッツは擦れや泥はねなどから雨具を守るので、雨具の寿命を延ばします。

■折りたたみ傘

折りたたみ傘は、公共交通機関の利用時に役立ちます。アウトドア用の傘は少々値が張りますが、軽い素材を使ったコンパクトな傘が多く、通勤通学用としても使えます。

■ザックカバー

雨や泥からザックを守ります。ザックに合うサイズを選びましょう。