地図を用意しよう
このページのまとめ
- 地図は必要不可欠。
- 2万5000分の1地形図をメインに使う。
- 2種類の地図を併用すると便利。
地図は命綱
雨具、コンパス、登山靴と並んで、ハイキングに欠かせない持ち物が地図です。どんなに有名で登山道が整備されている山でも、地図は必ず持参しましょう。
万が一、ルートからはずれて迷ってしまうと、現在地を確認する手段がなくなり大変危険です。
ハイキングには2万5000分の1地形図
ハイキング用地図のおすすめは、国土地理院発行の2万5000分の1地形図です。市販の登山地図も役立ちますが、この地図が登山用に使われる、いくつかの理由があります。
この地図がよく使われる理由
- 詳しい地形情報を掲載。山では地形情報が重要な意味を持つ。
- 地名、地図記号など客観的な情報のみ印刷されている。
- 全国をカバーしているため、どの地域でも必要な地図を入手できる。
- 5万分の1に比べ等高線が見やすく、尾根や沢のイメージがしやすい。
購入するには
2万5000分の1地形図は1枚278円です。大きな書店や地図専門店等でしか販売していないのが難点です。販売店については、下記の販売店一覧を参照して下さい。
- (財)日本地図センター 地図販売店一覧
- (財)日本地図センターでは地形図の通販も受け付けています。
2種類の地図を併用する
山へのハイキングなら地形図をメインで使い、市販の登山地図を補助的に使うと便利です。
市販の登山地図の特徴は、主要ルートと所要時間が掲載されている点です。地形図と併用すれば計画時はもちろん、ハイキング当日も役立ちます。
ただし、登山地図に掲載されている所要時間については、参考程度にしておいてください。所要時間は人数、個人のペース、装備、天候などの条件によって簡単に変化してしまいます。
余裕ある計画が大切ですね。
人気の登山地図
登山地図をは各社から出版されていますが、ハイカーや登山者の支持を得ているのが、昭文社の『山と高原地図』です。紙の耐久性、情報の更新頻度などの理由から、根強い人気があります。
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