野外での落雷対策

このページのまとめ

  • 雷雲が近づいたら、建物があればそこへ避難。
  • 野外では、しゃがんで小さくなるのが基本。
  • ただし木の側では、少なくとも木から4メートル以上離れてしゃがむ。

落雷事故は少ないものの、ハイキングでは留意すべきテーマです。

落雷の特徴

  • 雷雲の速度は時速10km~50km。
  • 直径10メートル程度の中で、一番高いものに落ちる。
  • 金属の有無に関係なく、高いものに落ちる。
  • 予測が難しく、何の前触れもなく突然発生することもある。

音だけでなく、光も見え始めたら、雷雲はかなり接近しています。また、雷は真下だけでなく、斜め方向にも落ちることがあります。

落雷の対処法

  • 建物があれば、そこへ避難。
  • 野外では、しゃがんで小さくなるのが基本。ただし木の側では、少なくとも木から4メートル以上離れ、しゃがみこむ。

危険な側撃雷

側撃とは、雷が落ちた物体からさらに別の場所に放電が移ることです。近くにより電気を通しやすいものがあれば、電気の流れはそちらに向かっていきます。

人間の体はほとんどが水分で電流が流れやすいため、側撃雷の事故が起こりやすいのです。側撃雷を防ぐため、木から4メートル以上離れてからしゃがみましょう。

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